スカートのスリット「ほつれ・やぶれ」を修理

こんにちは！
ミシン工房有楽町店、山口です！

カレンダーも残すところあと2ページ…。１１月に入り秋がぐっと深まり、木々もそろそろ色づき始める頃ですね

さて、今回はスカートのスリット部分の修理をご紹介します。

タイトスカートには運動量を考え『スリット』が施されています。
スリットの際は歩く時にとても負荷の掛かりやすい部分なので、無理な動きをすると縫い目がほつれたり破れることがあります。

階段を上がる時「ビリッ」となってしまった経験、私もあります

縫い目の糸が切れた「ほつれ」は基本的には元通りの修復が可能ですが、ほつれた時に生地が破れたり裂けてしまった場合は補強が必要です。

傷の範囲が小さかったり、サイズ感にゆとりがあれば補強部分を少し縫い込んで目立ちにくくする事も可能です。

ほつれの修理

元の位置に縫い直し

スリット部分裏地の破れの修理

また、ほつれや破れは表の生地だけではなく裏地にも及ぼしている事があります。
裏地の破れの原因はお洗濯で裏地が縮み、より負荷が掛かかりやすくなってしまった事も考えられます

縫い込むには破れの範囲が広く、裏地にゆとりがなくなり負荷がかかりやすくなる為、ゆとりが出るように一部分交換しました。
※全体的に損傷がある場合は全交換をお勧めします。

状態により様々な修理方法があります！是非一度ご相談ください