ヴィンテージコートの袖丈出し修理

阪急メンズ東京リメイキングサロン植木です。
ご挨拶が遅くなりましたが、本年も宜しくお願い致します！

今回はコートの袖丈出しをご紹介させていただきます。

袖を出す前は中に着ているシャツが見えていて、全体的なバランスが悪いのですが…

表生地の内側に、グログランリボンを付け足す仕立てにしました。
付け足すことによって、表生地を目一杯出していきます。

袖が長くなったことで全体的なバランスが良くなりました。
コットンやナイロン、ポリエステルなどの張りのある素材だと、どうしても出した跡が残ってしまうのが難点ではありますが、短いよりは良いという方も多いのではないでしょうか？

トレンドのヴィンテージのコートやジャケットも、肩幅や身幅は丁度よくても袖丈が短すぎるということがよく見受けられます。
長い分には全体的な雰囲気やシルエットのバランスで気にならない場合もありますが、短いとどうしても不恰好に見えてしまいますよね。
そのような場合に袖丈出しのお直しをすると全体的な印象も見違えた様になるのでオススメです！

今回のコートは、特にお直し依頼の多いヴィンテージのバーバリーのコートになります。（タグの表記がBurberrysのもの）
袖丈のお直しをしていないものだったので、目一杯出して約4センチほど長くする事が出来ました。(ご参考までに)

良いものでもバランスが悪ければ台無しです。。。
もしお持ちのお洋服でバランスが悪いかな？と気になるものがありましたらお気軽にご相談下さい。
もちろん新品のお洋服でもヴィンテージものでも大丈夫です！

スタッフ一同、心よりお待ちしております。