お直しどうでしょう！？【デニム・ジーンズ補修編】

こんにちは、京急百貨店リフォームブティックの梅原です。
今回は老若男女問わず人気のデニム・ジーンズの補修についてご紹介をいたします。

すり切れ直しは裾が一番多いのですが、その次に多い所は内股部分です。
気づいたときには…

「うわー、こんな大きく穴があいてる！！」

なんてこと、あると思います。

と言う事で、今回は内股部分のすりきれ直しを中心に見て行きましょう！
裾のすり切れ直しは「お直しどうでしょう！？【すり切れ直し編】」でご紹介しています、興味のある方はぜひそちらもご覧ください。

こちらがお直し前の商品になります。
※写真掲載のご協力ありがとうございます。

股の十字の４箇所がすべてすり切れていて、特に画像の左上のところは大きく穴があいています。

そして、こちらがお直し後です。

白く見えるところが穴をふさいだところになります。
ミシンたたきは裏に布を当ててミシンで穴を埋めていく加工のためどうしても目立ってしまうのですが、内股の部分で見えにくいと言う事で、強度的にもこちらのお直しをおすすめさせていただきました。

参考価格として、４箇所すべてミシンたたき＋十字ほどき有りで￥11,340（税込）となります。
※あまりにも大きく穴が開いていて修復不可能の場合があります、あらかじめご了承ください。

次に紹介するのはボタンホールの入れ直しです。

以前【スラックスのキズ・スレ補修編】でボタンホールの一部ほつれ直しをご紹介しましたが、今回は全部やり直しする場合になります。
ミシンで入れられない場合、手でかがる方法で加工します。

こちらがお直しする前になります。

ボタンホールだけでなく、その周りも切れてしまっているので、ミシンたたきで補強してからボタンホールを入れます。

そして、お直し後になります。

ボタンホール入れ直し：￥2,160（税込）
ミシンたたき：￥2,160（税込）～

デニム、ジーンズはいつのシーズンでも着られるものだからこそ、他の洋服よりダメージを受けやすいですよね。
その風合いを楽しむものでもありますが、お手入れをした方が長くお付き合いできるのではないでしょうか。

そんなときは…「お直しどうでしょう！？」

皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。