【デニムウィークSP3】裾上げ・ダメージ残し

もうひとつ行きます

特集企画その３

★デニムウィークスペシャル特集★
簡単に捨てんといて「デニムの叫び！」
お直しのプロが教えるデニムの知識７選

---

その１「チェーンステッチ」
その２「修理・補修」
＞ その３「裾上げ・ダメージ残し」

裾のダメージは残せますねん

既にこだわりのダメージ加工を施しているデニムさん。
ドヤっ！っと言わんばかりのアタリ（色落ち）が出ている裾。

これを普通にカットしてしまうと…

全く別物になってしまいます！！

裾を切っているだけなので、当然サイドはアタリが残ります。

そんな子には、裾残し加工（ダメージ残し）での裾上げをオススメ

こちらは裾残し加工（ダメージ残し）で裾上げしたもの。
何の違和感もなく、仕上がっていますね

ちょっと時間は掛かりますが（１週間程度）、普通に裾上げした後に同じぐらいのアタリを出すには何年か掛かります
それを思えば１週間なんて一瞬のようなものです

また、今流行のフリンジの裾も残せますよ

【お直し事例】フレイドヘム、裾残し加工の記事を読む

残布は残しときましょ

先ほど普通に裾上げしてみたデニムちゃんの残布。

この位の余りが出た場合は、普通に裾上げしてしまったデニムでも、この残布をそのまま使って裾残し加工（ダメージ残し）に変更する事が出来ます！！

ミシンたたき（破れ修理・穴の補修）の当て布などに活用する事も出来るので、何種類か残しておくと今後のデニムとの関係に幅が広がりますね！

裾上げはちゃんとしときましょ

基本的な事ですが、面倒だから裾上げせずに履いたりしてはいませんか？

分かります、その気持ちも！

でもちゃんと自分の丈にあってると、履きやすさが断然に良いです！

裾が汚れたり、ボロボロになる事もないですしね！

デニム特集いかがでしたか？
お家のクローゼットから、似たような叫びが聞こえてきませんか？

デニムウィークを機に、デニムとの関係を見直してみてくださいね！

関連記事

【デニムウィークSP1】 チェーンステッチ・糸色を変える	【デニムウィークSP2】 穴あき破れの修理・補修