ネクタイリフォームでスマートな着こなしを

こんにちは、阪急メンズ東京・リメイキングサロンです。

気温もずいぶんと暖かくなり、すっかり春になりました。

銀座・有楽町の街中でも、春夏らしい素材や、明るい色のアイテムを身に着けている方が目立ちます。

そのアイテムの中でも、季節や個性を手軽に表現できるのがネクタイです。

季節感のある素材やカラーを取り入れるだけで、印象を変えることが出来ます。

この写真の男性も、スマートなスーツに清涼感のある麻素材のネクタイで決めて．．．

．．．いるはずですが、どこか野暮ったく感じませんか？

実はこれ、ネクタイの幅が原因なんです。

トレンドの細身のスーツに対し、ネクタイの顔となる部分（大剣）の幅が広すぎるため、ネクタイだけが浮いてしまっています。

大剣の幅は、ジャケットのラペル（下衿）幅に合わせることで視覚的なバランスが良くなるため、二つの幅を揃えることがセオリーとされています。

ラペル幅が時代によって変化すれば、大剣幅も変わるということです｡

せっかくトレンドの細身のスーツであっても、合わせるネクタイはバブル期の１０ｃｍ幅・・・

これでは品質の良いネクタイであっても、ヨダレ掛け状態になってしまいます。

ということで、今回は大剣の幅詰めを行いました。

もともと９ｃｍあった幅を、トレンドのラペル幅に合わせて７．５ｃｍに．．．

たったのマイナス１．５ｃｍですが、これだけ変わります。

スマートなスーツも、よりシャープな印象になり、スタイルもグッと良く見えるようになりました。

タンスに眠ってしまっているネクタイ。

頂き物で捨てることのできないネクタイ。

幅詰めの他にも長さを短くしたり、擦り切れの補修も可能です。

お手持ちのネクタイを甦らせてみてはいかがでしょうか。