スカートの修理 vol.5 – 破れ・ほつれ直し

こんにちは！ミシン工房有楽町店、山口です！

今回はスカートのほつれや破れやすい部分のトップ3と主な原因をご紹介します❗️

🏆第1位 スリット付近

🎖第2位 ファスナー付近

🎗第3位 ヒップ付近

第1位 スリット付近

以前ご紹介した

スカートのスリット「ほつれ・やぶれ」を修理

こちらも参考に！

スリットは足の運動量を考慮した仕立てなので、タイトスカートによくあるデザインです。

階段の昇降時が一番負荷の掛かるシーンかと思います。

第2位 ファスナー付近

主にコンシールファスナーのタイプで、ファスナー明き止まり位置すぐ下のほつれが非常に多いです。
コンシールファスナー特有の縫製の関係と、開閉時にかかる負荷が原因になります。

第3位 ヒップ付近

表地よりも裏地が裂けている事が多く、表地のサイズ感に比べて、裏地にゆとりがなく徐々に負荷がかかる事が原因です。
裏なので破れかけている事に中々気付きにくくいつの間にか大惨事になっている事も…

《裏地にゆとりのなくなる主な原因》

• 表地が伸びやすい素材
• お洗濯による表地と裏地の伸縮の違いの差
• 表地のデザインに対して元々ゆとりが少ない

負荷のかかる部分は、なるべく目立たないようにも補修していますが、今後のことを考え強度を重視した修理方法をお勧めしています✨

予防のために予め補強する事も出来ますので是非一度ご相談下さい😊