急いでウエストを詰めたいときの簡単な方法
簡単な安全ピンを使った方法
安全ピンを留める事で簡易的にウエストを詰める事が出来ます。
ただ、安全ピンはそこまで頑丈なものではありませんので、何かの拍子に外れてしまうと危険です。
あくまでも着用のイメージを確かめる場合などの一時的な使用にとどめておきましょう。
- 詰める寸法を決める
パンツやスカートを穿いて、詰める寸法を決定します。
ウエスト部分を指でつまんで、つまんだ部分が何センチあるかをメジャーやモノサシで測ります。 - パンツ/スカートを裏返しにする
1.で測った寸法が2cmだった場合、ベルト部分の左右端から2cmの所に目印を付けます。 - 安全ピンを留める
2.で目印の部分に、縦向きに安全ピンを留めます。
この時横向きに留めないようにしましょう。
横向きにした場合、表からピンが見えてしまいます。 - パンツ/スカートを表に返して完成
安全ピンが引っかかって外れないように、ゆっくりと穿くようにしてください。
ウエストを折る
ウエスト部分を内側に折ります。
生地の厚みが出来る事で簡易的にウエストを詰める事が出来ます。
スカートのデザインによっては内側ではなく外側に折った方が調整しやすい場合もありますね。
ただし、ウエスト部分を隠せるような長めのトップスを着用する事が前提となります。
折った分丈が短くなる事も注意しましょう。
ゼムクリップやダブルクリップを使う
安全ピンより危なくないゼムクリップやダブルクリップを使い、ウエストの余った部分をつまんでクリップで挟む方法です。
スタイリストがモデルの撮影などでもこの方法でウエストサイズを調整する事があるそうです。
もちろん簡易的な調整方法ですので、安全ピン同様着用のイメージを確かめる場合などの一時的な使用にとどめておきましょう。
手縫いでウエストを詰める基本の方法
用意するもの
- 縫い針
- 糸
- メジャーやモノサシ
- 詰める寸法を決める
パンツやスカートを穿いて、詰める寸法を決定します。ウエスト部分を指でつまんで、つまんだ部分が何センチあるかをメジャーやモノサシで測ります。 - パンツ/スカートを裏返しにする
1.で測った寸法が2cmだった場合、ベルト部分の左右端から2cmの所に目印を付けます。 - 返し縫いでウエスト幅を狭くする
2.で付けた目印から、左右それぞれベルトの斜め下端まで斜めに返し縫いをします。
この時使用する糸は、生地の色に近いものを選ぶようにしましょう。 - パンツ/スカートを表に返して完成
縫った部分が内側に折れて、その分ウエストが狭くなりましたね。
詰める寸法が大きすぎると、ポケットなどに干渉してしまい使えなくなってしまう事もありますので注意しましょう。
ウエストがゴムの場合のウエストを詰める方法
ゴムの取り換え口がある場合
この場合が一番簡単です。取り換え口からゴムを引っ張り出して、適量を指でつまんで縦に波縫いするだけです。
これでつまんだ分だけゴムが短くなります。
ゴムの取り換え口が無い場合(脇をほどく)
裏返して、ウエストの脇の縫い目をゴムが引っ張り出せる幅ぐらいほどき、先述したようにゴムを引っ張り出し波縫いします。
ゴムを戻した後はかがり縫いをしてほどいて出来た穴をふさぎましょう。
ゴムの取り換え口が無い場合(取り換え口をあける)
裏返して、ゴムが入っているウエスト部分を少しハサミで切り、ゴムの取り換え口を作ります。
その後ゴムの調整をして元に戻し、かがり縫いをして穴をふせぎましょう。
縫製上ウエスト部分が簡単にほどけない場合や、キレイに縫い直しが出来るか心配な場合はこちらの方法がおすすめです。
ウエスト調整をきれいに仕上げたいときは店舗に依頼がおすすめ
ここまで、ウエストの詰め方を紹介しました。
しかし、「思ったより自分で縫うって難しそう」や「失敗した時が心配」と感じられた方も多いかもしれません。
間違えて違う部分を縫ってしまったり、いざ着用してみると思っていた感じに仕上がらなかったりする事もあるかもしれません。
後悔をしたくない大切なパンツやスカートほど、プロに任せるという選択肢もあります。
当店では、フィッティングルームで実際にお洋服をご着用いただき、ウエストとヒップのバランスをみながらベストな寸法でのお直し方法をご提案いたします。
もちろんお見積りは無料ですので、お気軽にご依頼くださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ウエストが大きいパンツやスカートのウエストを詰める3つの方法を紹介しました。
元のデザインを崩さずキレイに詰める事は難しいかもしれませんが、この内容でしたら比較的簡単にご自身でもお直しする事が出来るのではないでしょうか。
もちろん、大切なお洋服を自分で直すのが不安・心配という方は、年間約400万着のお直し実績があるフォルムアイまでご依頼ください!
ウエストの修理だけではなく、ヒップや裾幅の調整から裾上げまで幅広く承っております。
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